はじめに
美顔器や美容機器を探していると、よく目にする「EMS」と「マイクロカレント」。
どちらも電気を利用した技術ですが、「何が違うの?」「どちらを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
どちらも電気を利用した技術ですが、「何が違うの?」「どちらを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
大きな違いは、電流の強さと働きかける場所です。EMSは筋肉を刺激して動かす技術。一方のマイクロカレントは、とても弱い電流で細胞の働きに関わるとされ、研究が進められてきた技術です。この記事では、それぞれの仕組みや期待できること、選び方をわかりやすく解説します。
EMSとマイクロカレントの違い
EMSとマイクロカレントは、単純に「強い電気と弱い電気」という違いではありません。筋肉を動かすことを目的にするのか、細胞レベルへの微弱な刺激を利用するのか。この目的の違いが、それぞれの特徴につながっています。
<比較表>
| 比較項目 | EMS | マイクロカレント |
|---|---|---|
| 働きかける先 | 筋肉 | 細胞 |
| 電流の強さ | 一般的にmA(ミリアンペア)単位 | 一般的にμA(マイクロアンペア)単位の微弱な電流 |
| 主な目的 | 筋肉を刺激して収縮させる | 細胞の働きのサポート |
| 美容での活用 | 表情筋への刺激を利用したケア | 肌のハリ・ツヤを意識したケア |
| 美容以外の活用 | トレーニングなど | 体のコンディショニングやリカバリーの分野など |
| 使用中の感覚 | ピリピリ感や、筋肉が動く感覚がある | ほとんど刺激を感じないものが多い |
※一般的な特徴を整理したものです。電流の強さや働きは、機器の仕様によって異なります。
EMSとは?電気刺激で筋肉に働きかける技術

EMSの仕組み
EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略で、電気刺激で筋肉を収縮させる技術です。
私たちの筋肉は、神経を通って届く電気信号をきっかけに動いています。EMSは外から電気刺激を与えることで、自分で力を入れなくても筋肉を収縮・鍛えることができます。
EMSで期待できること
顔の印象には、肌の状態だけでなく、その下にある表情筋も大きく関わっています。EMSを搭載した美顔器は、表情筋に電気刺激を与えることで、フェイスラインのもたつきが気になる方のケアとして活用されています。
EMSの使用感と注意点
EMSは、使用中にピリピリとした刺激や、筋肉がピクピク動く感覚があります。刺激の強さを調整できる製品なら、初めは低いレベルから始めましょう。刺激が強いほど良いというわけではありません。
マイクロカレントとは?微弱な電流で細胞レベルに働きかける技術

マイクロカレントの仕組み
マイクロカレントは、μA(マイクロアンペア)単位のとても弱い電流を利用する技術です。EMSのように筋肉を大きく動かすことは目的としていません。
私たちの体の中には、もともと「生体電流」と呼ばれる微弱な電気が流れています[1]。マイクロカレントはこの生体電流に近い強さの電流で、細胞のエネルギー源である「ATP」の生成に関わる可能性が研究で報告されています[2][3]。
ATP(アデノシン三リン酸)とは:細胞が活動するためのエネルギー源となる物質です。体を動かすときも、肌が生まれ変わるときも、細胞はこのATPを使って働いています。
マイクロカレントで期待できること
肌のハリ・ツヤを意識した美容ケア
肌は、表面を覆う「表皮」と、その内側にある「真皮」などでできています。真皮には、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンなどがあります。
マイクロカレントはこうした肌の内側の細胞に働きかけると考えられており、ハリやツヤを意識した美容ケアに取り入れられています。
体のコンディショニングやリカバリーにも
マイクロカレントは美容だけでなく、スポーツやリハビリテーションの分野でも使われてきた技術です。運動後のリカバリーや、日々のコンディショニングにも活用されています[3]。
※治療を目的とした機器は医療機器として扱われます。家庭用の美容機器は、日々のお手入れを目的としたものです。
EMSとマイクロカレントはどっちがいい?悩み別の選び方
働きかける先が違うので、どちらが優れているかではなく、今の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
こんな悩みにはEMS
- 顔が重たく感じる、もたつきが気になる
- フェイスラインがぼやけてきた
- 夕方になると、顔が下がって見える
- 口角が下がり、疲れた印象に見られやすい
こうした「顔の印象」には、表情筋が関わっています。筋肉に働きかけるEMSで、表情筋を意識したケアを取り入れるのがおすすめです。
こんな悩みにはマイクロカレント
- 肌のハリ不足を感じる
- ツヤがなく、肌が疲れて見える
- ピリピリした刺激は苦手
- 運動後や一日の終わりに、体のコンディションを整えたい
こうした悩みには、細胞レベルに働きかけるマイクロカレントが向いています。刺激をほとんど感じないので、毎日の習慣にも取り入れやすいのが特徴です。
EMSとマイクロカレントは併用できる?
働きかける先も目的も違うので、両方を取り入れるのもひとつの方法です。
たとえば、表情筋を意識したケアはEMS、肌のハリやツヤを意識したケアはマイクロカレントというように、目的に合わせて使い分けることができます。使用頻度や組み合わせ方は、それぞれの機器の説明書を確認してください。
まとめ|EMSは筋肉に、マイクロカレントは細胞に働きかける
EMSとマイクロカレントは、どちらも電気を利用した技術ですが、働きかける先が異なります。
- EMS:電気刺激で筋肉を収縮させる技術。表情筋を意識した美容ケアに活用されている。
- マイクロカレント:とても弱い電流で、細胞レベルへの働きかけを目指す技術。肌のハリ・ツヤを意識した美容ケアや、体のコンディショニングの分野で活用されている。
それぞれの特徴を知ったうえで、自分の目的に合った美容機器を選んでみてください。
EMS・マイクロカレントを搭載したMYTREX商品
EMS・電気刺激を利用したケア
MYTREX PROVE
1台で顔から全身までのもたつきケアが完結できるトータルリフト美顔器
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※リフト:機器を引き上げるように動かすこと
MYTREX PROVE
光フォト・EMS・導入導出機能などを搭載したオールインワン美顔器
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マイクロカレントを利用したケア
MYTREX SHAPE POINTER
ポスポスケアとマイクロカレントによる美容ケアが1つに。
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MYTREX HIHO FINE BUBBLE+e
毎日のシャワーで美容ケアが叶う電流搭載美顔器
毎日のシャワーで美容ケアが叶う電流搭載美顔器

参考文献
- Tai G, Tai M, Zhao M. “Electrically stimulated cell migration and its contribution to wound healing.” Burns & Trauma. 2018;6:20. 論文ページ
- Cheng N, et al. “The effects of electric currents on ATP generation, protein synthesis, and membrane transport in rat skin.” Clinical Orthopaedics and Related Research. 1982;(171):264-272.(動物の皮膚を用いた研究)
- Jonik S, et al. “Investigating the therapeutic efficacy of microcurrent therapy: a narrative review.” Therapeutic Advances in Chronic Disease. 2025. 論文ページ
※参考文献は、マイクロカレントに関する一般的な研究を紹介するものです。特定の製品の効果を示すものではありません。












